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columnの最近のブログ記事

医者に聞く「東京ER」と「デザインER」

姪の誕生もあって、兄と二人で飲む機会があった。兄貴は都内の病院で医師をしているのだが、医者の兄とデザイナーの弟というコントラストも中々強烈だなと思いつつも、自分とは全く違う世界の話というのはそれはそれで興味深い。そこで聞いて初めて知ったのが石原慎太郎の思いつきで始まったという救急医療体制である「東京ER」の存在と、それがいかに現場の実情と乖離しているか、ということ。

デザイン上「無垢」な存在

先日兄に二人目の子ども(女の子)が生まれた。逆子だったので出産は帝王切開で義姉も大変だったようだが、無事に生まれてなにより。新生児室でガラス越しに対面した姪っ子を見ると、命の儚さとか尊さとかを感じざるを得ない、なんとも言えない気持ちになります。彼女はバイキンにまみれた僕の手が容易に触れてはいけない崇高な存在なのだ。

相撲とデザイン

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相撲とデザイン

先日、友人と大相撲2009年9月場所の14日目を観戦。さすがに年3回の東京場所を毎場所観に行っていると新鮮さも無くなり、午前中10kmランニングしたことも手伝って、途中で寝そうになってしまった。不覚。とはいえ相撲人気はかなりの復活傾向にあるようで、館内はかなりの人でごった返していて、優勝がかかる取り組みともなると盛り上がりは相当だった。

糖分とデザイン

人間日々生きていると色々思い悩むことがあったりして、個人事業主として脳天気に仕事をしていると思われがちな僕でも、ストレスを溜め込んだりもするのです。しかし会社員ではないので、体調が悪かろうが気分が滅入っていようが「仕事を休む」という選択肢は無いので、どんな時でも気合いで仕事をせねばならない。
最近、今更ながらデザイン、ユーザビリティ関連の名著「誰のためのデザイン?―認知科学者のデザイン原論」を読み返しています。新曜社から出た日本語版は1990年とかなり前の本で、インターネットが一般的に広まる前夜に書かれたものですが、様々なプロダクトデザインのインターフェースを考察していて、ウェブデザイナーにとっても改めて使いやすさとは何か?デザイナーに求められる役割とは何か?ということを考えさせてくれる内容になっています。この本の最後の最後に「未来の情報の世界」、「家庭で世界中の情報を手軽に入手出来る世界」(まさにインターネットの世界)を想像した上で、こんな一説があります。

エレベーターの開閉ボタンのデザインを考える

エレベーターに乗っていていつも思うことがあります。自分がボタンの傍に立っている。自分より先にエレベーターから降りる人たちがいる。気を利かせて、その人たちが降り終わるまでエレベーターの「開」ボタンを押し続ける。しかし「開」ボタンだと思って押していたのが、実は間違って「閉」ボタンを押していて降りる人にドアがぶつかる。降りる人に睨まれる。
...違う...。俺は親切心で「開」ボタンを押したつもりだったんだ...! 意地悪したんじゃない...!
というシチュエーションを見るに付け(実際自分でもよくやってしまう)、エレベーターの開閉ボタンのデザインってもう少しなんとかならないのか? と常に考えてしまいます。

デザイン三法印

独立してからというものデザイナーとして様々なプロジェクトのデザインをしていると、つまらないことに腹を立てたりどうでもいいことに喜びを感じたり、将来に対する漠然とした不安を感じたりとか、とかく心を平静に保つのが難しい。デザイナーとはいえ常に心平穏に、双葉山いわく木鶏のようになりたいものである。今発売中の『PEN』で「神社とは何か?お寺とは何か?」という素晴らしい特集がやっていた。これだ。仏教の「中道」の教えをデザインに当てはめるのだ! 名付けて「デザイン三法印」。デザイン三法印をマスターしてブッダのようなデザイナーを目指すのだ。

ハチ公バス

渋谷区にはハチ公バスというバスがあって、区役所や区施設なんかを巡回しているのですが、バスの外観のデザインは渋谷のシンボルであるハチ公をイメージしたかわいいイラストが描かれているデザインになってます。長年渋谷、恵比寿近辺で仕事をしていた僕は街で良く見かけているのですが、正直な話、何度もこのバスに轢かれそうになりました。

デザイナーにスーツとベレー帽

デザイナーにとって、打ち合わせにスーツで行くか、ビジネスカジュアルで行くか、完全私服で行くかは割と大きな問題で、セレクトを間違えると下手をすれば失注の危険すらあるので、僕も年に数回しか着ないとはいえ一応スーツは持ってます。代理店の人とかと一緒に打ち合わせに行く時、クライアントと会ったことが無いような場合は、念のためネクタイはしないまでもスーツを着て行ったりするのですが、お固そうで割と偉めの人が数人出てきたりすると、「あぁ、スーツで来といてよかった...」と思ったことも何度かありました。

野球とデザイン

僕はダイエーホークスのファンで、ソフトバンクになってからもホークスを応援しています。先日ジャイアンツとの交流戦を観に東京ドームに行って改めて思ったのですが、野球というのは実によくデザインされたスポーツですね。

ギャバンとデザイン

以前「戦隊もののカラーリングを考える」という内容のエントリーをしましたが、今回は宇宙刑事ギャバンをテーマにデザインを考えます。このブログのネタは結構ポッドキャストでやっているネタとシンクロしてたりするのですが、ポッドキャストではデザインの観点からギャバンを考える、という話があまり盛り上がらなかったので放送からはカットしてしまいました。なのでこのブログで改めて「ギャバンとデザイン」について考えます。

偽善者のライター

多分漠然と、将来自分でカフェとかバーとかやりたいなあと考えている人も多いと思いますが、例に漏れず僕もその一人です。考えてみるとカフェを作って行くような作業とデザイン事務所を作って行く作業って、何か共通点があるかもと思い、今更ながら「ヌフカフェはなぜ潰れないのか」を読んでみた。

デザイナーが医者よりも給料を多くもらう時代は来るのか

デザイナーという職業はまだまだ社会的地位を得ていないみたいな話はこのブログでも何度かしています。そもそもデザイナーは、医者や弁護士や公認会計士や税理士さんたちに負けないくらいの専門的なスキルや知識を駆使して日夜深夜まで仕事をする訳ですが、残念ながら一部のデザイナーを除いては、それらの職業の人たちが得ている社会的地位や収入を得るところまでは行っていません。

煙草とデザイン

「煙草とデザイン」と言っても、別にタバコのパッケージデザインの話をする訳ではありません。年々形見が狭くなっている喫煙者。デザイン業界もその例外では無く、前は屋内に喫煙所があったのに、今では20Fから1Fまでわざわざ降りて近所のコンビニまで行かないと煙草が吸えない、なんていう話も聞いたりします。僕は趣味でランニングしたりしますが愛煙家です。1〜2時間に1回は必ず煙草を吸うために席を立ちますが、その際に煙草を吸わない人たちからの「お前またサボりにいくのか、このやろう」みたいな視線を感じて何ともいたたまれない思いをしたりします。「じゃあやめればいいじゃん」という意見に真っ向から立ち向かうため、デザインする上での煙草の必然性について真剣に考えてみました。

Illustratorの進化について考える

僕はウェブサイトのデザインをするときはほぼPhotoshop CS3 だけでデザインして、パーツやアイコン、イラストを描いたりするときだけIllustrator CS3を使います。FireWorksはあまり好きではないので、インストールはしていますが一回も起動してません。最近仲間とやってるポッドキャストでTシャツを作るので、それ用のキャラクターをIllustrator CS3で描いて、Tシャツのレイアウトをしてくれる友達にデータを送ろうとしたら、彼からIllustrator 7を使っているとの連絡が。

Gmail の「undo send」で思うこと

仕事で使うメーラーは長いことWindowsのBeckyと.macのウェブメーラーを併用していたが、去年の.macからMobilemeのサービス移行のグダグダ感に嫌気がさしてGmailに乗り換えて以降、最近はほぼGmailオンリーになっている。Firefoxのアドオンでかなり自分好みにカスタマイズできるので、もう他のメーラーに乗り換えることができないくらい依存してる。Gmail Labsでは次々と実験的な新機能がリリースされていて、中でもメールを一旦送信しても5秒以内(設定次第では10秒以内)なら送信取り消しができる「Undo send」は、どのメーラーも標準搭載してていいくらいの、いろんな人が待ち望んでいた機能ではないでしょうか?

デザインが新聞を救う

「インターネットは新聞を殺すのか?」なんて言われていますが、僕も遥か昔に新聞を取るのをやめてしまいました。そんな中、世界で最も優れたデザインの新聞に贈られるというSNDアワードを受賞したこともあり、今は「Bonnier Business Press」という新聞(このウェブサイトのデザインも素晴らしい)のアートディレクターをしているJacek Utko氏は、「デザインこそが新聞を救う」と主張している。

左手でマウスを操作して右脳を刺激してみる

以前のエントリー「制約を設けることで想像力を高める」の続き。左手でマウスを操作すると右脳は刺激されるのか?
とあるライフハックの記事で、利き腕と逆の腕で歯磨きをするとWillpower(意志の力?)がアップするという研究結果が出た、とのこと。日常の習慣をちょっと変える、ある種の制約を設けることで、心の柔軟性や物事への集中力が高まるらしい。

メディアとしての大相撲
©yamagra

大相撲が好きで、年3回の東京場所はほぼ毎回観に行っています。最近は不況とはいえ大相撲の人気も復活傾向でチケットの確保も一苦労。ご贔屓の力士の取り組みにかける懸賞金も、人気の取り組みともなると数十本の懸賞幕が土俵をぐるりと取り囲むことも。そんな中、最近は昔は見かけなかった珍しい企業が懸賞幕を出していたりします。

石の美術館
隈研吾 石の美術館

人間ある程度の制約が設けられた方が、逆に想像力が湧いたりするものだ、という話。建築家の隈研吾さんが以前テレビで、制約が無ければ自分で制約を発見しに行く、制約は宝だ!みたいなことを言っていて、なるほど納得。模造紙大の紙を渡されて、「さあ好きな物を描け!」と言われてスラスラ何かを描き始めることができる人はあんまりいないでしょう。

国際ボランティア団体 グローバルファミリーの会

株式会社スキームスタイル/SchemeStyle

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米沢茶店 | 金沢の地でお茶一筋に百三十年

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