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[column] デザイナーとベレー帽

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デザイナーにスーツとベレー帽

デザイナーにとって、打ち合わせにスーツで行くか、ビジネスカジュアルで行くか、完全私服で行くかは割と大きな問題で、セレクトを間違えると下手をすれば失注の危険すらあるので、僕も年に数回しか着ないとはいえ一応スーツは持ってます。代理店の人とかと一緒に打ち合わせに行く時、クライアントと会ったことが無いような場合は、念のためネクタイはしないまでもスーツを着て行ったりするのですが、お固そうで割と偉めの人が数人出てきたりすると、「あぁ、スーツで来といてよかった...」と思ったことも何度かありました。
その反面、あえてラフな格好してきてくれと言われることもあって、そういう場合はいかにもデザイナー然とした人間がしゃべる方が話に説得力が出る、という判断が下った場合に要求されたりします。世間一般の人から見て、デザイナーというのはやはり少しエキセントリックなところがある人、というイメージがあるようで、変にきちっとした格好をしていると「こいつ本当にデザイナーか?」と思われたりすることも。
もてスリム
去年もてスリムを買った。

昔ちょびひげを生やして黒のタンクトップを着た「デザイナーっぽい人」と打ち合わせを同席したことがありますが、結局その人は打ち合わせ中一言も発言しませんでしたが、「なんかすげーやつがきた」みたいな得体の知れない存在感と、その打ち合わせに妙な充実感を与えて帰って行きました。いまだにあの人は何だったのかわかりませんが、打ち合わせの席でデザイナーに求められる役割の一端をその人は確かに担っていたのかもしれません。

僕も以前勤めていた会社の社長に「お前は見た目がデザイナーっぽくないから、打ち合わせにベレー帽をかぶって行け」という、今となってはパワハラじゃね?と思わんばかりの命令をされたことがありますが、デザイナーがベレー帽かぶってるってどういう発想なんだ。漫画家と間違えてないか? てか漫画家でベレー帽かぶってるのって手塚治虫と藤子F不二雄だけじゃね?

結局ベレー帽はかぶらずに済みましたが、打ち合わせでの服装というのはデザイナーを常に悩ます問題です。で、ここまで書いてきて思いついたんですが、全ての要件を満たす格好というのはスーツにベレー帽をかぶることではないだろうか。プラスちょびひげ。超エキセントリック。間違いなく印象に残るはず。僕は絶対やりませんが。

コメント(3)

で、もてスリム買ってどうするんだょw

俺に聞け?

自分が通っていた幼稚園の制帽がベレー帽でした。流行りませんかね。

いくつになっても、もてたいものはもてたい。

竹井さんがベレー帽…。想像がつかない…。

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このページは、yamagraが2009年6月 2日 00:10に書いたブログ記事です。

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