最近、今更ながらデザイン、ユーザビリティ関連の名著「誰のためのデザイン?―認知科学者のデザイン原論」を読み返しています。新曜社から出た日本語版は1990年とかなり前の本で、インターネットが一般的に広まる前夜に書かれたものですが、様々なプロダクトデザインのインターフェースを考察していて、ウェブデザイナーにとっても改めて使いやすさとは何か?デザイナーに求められる役割とは何か?ということを考えさせてくれる内容になっています。この本の最後の最後に「未来の情報の世界」、「家庭で世界中の情報を手軽に入手出来る世界」(まさにインターネットの世界)を想像した上で、こんな一説があります。
昨日東京都議会議員選挙があり、僕も清き一票を投票してきました。是非とも個人事業主や中小企業に優しい都政になって欲しいものです。で、忙しさにかまけてニュースを全然見ていなくて、僕の選挙区に誰が立候補しているのかも全然分からなかったので、投票前に急いでネットで候補者をチェックしつつ、投票所に行ってからも選挙ポスターをまじまじと観察していました。
個人事業主で仕事をしていてそれなりに案件を受注していると、昼も夜も平日も休日も関係ないくらい仕事に追われることになりますが、かといって一人でこなすには量が多いけど新しく人を雇うほどではないという状況に陥ると、どんどん自分の稼働が増えて「もっと人間らしい生活が送りたい!」的な考えもついつい浮かんでしまう訳です。