最近、今更ながらデザイン、ユーザビリティ関連の名著「誰のためのデザイン?―認知科学者のデザイン原論」を読み返しています。新曜社から出た日本語版は1990年とかなり前の本で、インターネットが一般的に広まる前夜に書かれたものですが、様々なプロダクトデザインのインターフェースを考察していて、ウェブデザイナーにとっても改めて使いやすさとは何か?デザイナーに求められる役割とは何か?ということを考えさせてくれる内容になっています。この本の最後の最後に「未来の情報の世界」、「家庭で世界中の情報を手軽に入手出来る世界」(まさにインターネットの世界)を想像した上で、こんな一説があります。
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