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最初に人を雇うタイミングって難しい

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個人事業主で仕事をしていてそれなりに案件を受注していると、昼も夜も平日も休日も関係ないくらい仕事に追われることになりますが、かといって一人でこなすには量が多いけど新しく人を雇うほどではないという状況に陥ると、どんどん自分の稼働が増えて「もっと人間らしい生活が送りたい!」的な考えもついつい浮かんでしまう訳です。
スタッフがいれば大きな案件も受注できるという発想と、大きな案件を受注しないとスタッフを雇えない、という「鶏が先か卵が先か」理論になるのですが、これは永遠に答えが出ない問題なのかもしれません。週に2〜3日くらい来てもらえるアルバイトを採用する、というのが現実的な答えなのかもしれないなーと思うのですが、そこに人を一人新たに雇うのに人件費以外にかかるコストというのが重くのしかかります。

例えば既に知っている人間を雇うという前提で、求人広告や採用活動にかかるコストが「0」と考えたとしても、
  • 間借り先で新たに1席借りるために月額かかるコスト
  • 新たにPC(Mac / Windows)を購入 / リースするコスト
  • デザインワークに必要なアプリケーション購入のコスト(Adobe CS って下手したらPCよりも高いのよね...)
  • フォント購入のコスト
  • ファイルサーバ等チームで作業する環境を構築するコスト
とかいろいろあって、安藤忠雄ばりに「自分が作業するPCは自分で持ち込み!」と言いたくもなります。とはいえ外注費も毎月確実にかかる訳で、いっそ人を雇った方がメリットがある、という意見も分かる。つくづく現在スタッフを複数人雇用しているデザイン事務所の経営者の方々の偉大さに感服するとともに、今日も一人で仕事して一人で飲みに行く自分が悲しい。

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このページは、yamagraが2009年7月 9日 19:20に書いたブログ記事です。

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