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大学卒業して10年。同窓会で思うこと。

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最近不思議と大学時代や高校時代の仲間に会う機会が増えている。この間も友人から紹介してもらった某制作会社の社長が、実は自分と大学時代の同級生で同じ専修でサークルも隣同士だったことが判明したりして、ここ最近の不思議な縁を感じたりしたものです。学生時代に絶対同じ授業に出ていたはずなのに何故か交流がなく、10年経って同業者として友人に引き合わされる、というのも本当に不思議な巡り合わせだなあと感慨しきり。
先日も学生時代からの友人でスポーツライターの斉藤健仁から、大学時代の語学クラスの同窓会がある旨を聞かされ、ノスタルジー半分、営業活動半分で参加してみる。
健仁以外に会うのは本当に十数年ぶりで、大して真面目に授業にも出ず自堕落な学生生活を送っていた僕としては、今でもみんなと共有する話題があるのか?と若干心配したが、みんな不思議と十数年のブランクを感じさせず、当時の話、今の話で盛り上がる。

何故こんなに違和感を感じないのかと考えてみると、みんな学生時代に志していたものがあって、卒業して10年経った今でもその道で頑張っている人が多いからだったような気がする。当日集まったメンバーの今の職業って、
  • スポーツライター
  • ミュージシャン
  • 劇作家
  • 編集者
  • 翻訳家
とかで、デザイナーをやっている自分が凄く平凡に感じてしまう、つくづく濃い面子が揃ったクラスだったんだな、と実感してしまった。そもそも30代半ばになろうとしているのに、10数名の参加者うちスーツ姿だったのが一人だけだったというのも、このクラスならではのことだと思う。さすが我が学友よ。学生時代怪しげなパーティーサークルを主催していた一番真っ当でなかった男が、唯一のスーツ姿だったのが最大の驚き。何でも某大手企業の部長さんになったらしく、どんなルートでそこに辿り着いたのかは謎だが、人間将来どうなるかつくづく分からないものです。
同窓会
みなさん、水曜なのに朝まで飲んでごめんなさい。
僕らの同級生は大体1972〜1976年生まれで構成されていて、中・高校時代にバブルの全盛期を見て、大学卒業時には就職氷河期になっていた世代だ。終身雇用制度も崩れ、最初に勤めた会社に一生勤め上げるなんていういう価値観は、そもそもみんな持ち合わせていなかったと思う。NHKで「35歳を救え」なんていう特集が組まれたりして、我々の世代の社会的地位の下落が問題視されている中で、同級生がいまだに学生時代の夢にしがみついて生きているということが分かったのは、自分としても凄く心強いし励まされる出来事だった。結局「勝ち組」「負け組」なんて他人が下す評価に過ぎないので、自分の中で「これをやっていれば自分は幸せ」というものを持っていれば、それで十分「勝ち組」なのだ。

僕は仕事で遅れて22時過ぎに合流したので、なんだか語り足りずに平日だというのに、みんなを強引に二次会に誘って朝まで飲んでしまった。ホントごめんなさい。みなさんちゃんと次の日仕事ができたのでしょうか?
同窓会
翌日北海道出張の、元パーティーサークル主催者倒れる。サラリーマンって大変。

コメント(4)

みんな携帯番号とかメルアドよりも先に、twitterアカウント教えあってたのがおもろかった。

電話番号→アドれす→MIXI→ツイツター→次の文化をGETしたら・・・

やべー。金持ちになる。

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このブログ記事について

このページは、yamagraが2010年4月27日 22:15に書いたブログ記事です。

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