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自分的デザインがかっこいいレコードジャケット

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新聞が「モノ」としての訴求感に優れている以上、ウェブがどれだけ発達しても無くならない、というエントリーを以前しましたが([column] デザインが新聞を救う)、それと同様、どれだけMP3のようなデータ形式で音楽が流通しようとも、レコードは無くならないと思うのです。という訳で、自分的後世に残すべき素晴らしいデザインのレコードジャケットをランキングしました。チラシの裏の落書きを見るようなかるーい気持ちでどうぞ。
The Stone Roses
5位 「The Stone Roses」
The Stone Roses

僕が世界で一番好きなバンドStone Rosesの歴史的ファーストアルバム。天才ジョン・スクワイアがギターも弾きつつ、ジャケットもデザインしてる。美しい。どこまで才能あるんだこいつは。某日本のファミレスがジョンにフードメニューのデザインを依頼した、というのは都市伝説なのだろうか?

アモリカ
4位 「アモリカ」
ブラック・クロウズ

ニルバーナの「NEVERMIND」同様、発売当初「いいのか!?」と思わせたブラック・クロウズのサードアルバム。当時このジャケットは強烈な社会風刺と言われたが、どこがどう社会風刺なのかいまいち分からない。サザンロック風味満点のゴリゴリのロックをやりつつこのジャケなのがかっこいい。数年前のサマソニでブラッククロウズとパブリックエナミーを見れなかったのはいまだに後悔している。

明日なき暴走
3位 「明日なき暴走」
ブルース・スプリングスティーン

かっこいいぜ、ボス。歴史的超名盤 「明日なき暴走」。「ボーン・イン・ザ・U.S.A.」でスプリングスティーンを毛嫌いしている人はとにかく 「明日なき暴走」を聴くべき。クラレンス・クレモンズに寄りかかるザ・ボスのジャケット写真は文句無くかっこいい。僕は20年前から疲れてくると4曲目の「Backstreet」をいまだに聴いてます。「The River」のドアップも捨てがたいが、やっぱこっち。

さすらいのブルース
2位 「さすらいのブルース」
和田アキ子

ジャパニーズ・アレサフランクリン和田アキ子。芸能人としての和田アキ子は大嫌いだが、シンガーとしての和田アキ子はやっぱすごい。デザイン的にはフリーソウルシリーズで出た「フリー・ソウル 和田アキ子」がいいという人が多いだろうが、あれは僕が大嫌いな小西康陽が絡んでいるのでスルー。やっぱこのジャケットが一番かっこいい。「さすらいのブルース」の書体もナイス。

Bo Diddley - Gun Slinger
1位 「Bo Diddley is a Gun Slinger」
Bo Diddley

1位は全く迷わなかった。僕はこれほどかっこいいジャケットを他に知りません。ジャケットもかっこいいし、タイトルもかっこいい。レコードで買って家に飾ってます。オリジナルは1961年発売だからすでに50年近く前の作品ですが、これだけ素晴らしいジャケットができる以上、人間はiPodを持ち歩きつつレコードを買い続けるのかもしれない。

とまあ、つらつら書きましたが、日によって、時間帯によって、気分によってランキングが変動します。あしからず。まだまだ紹介しきれない素晴らしいジャケットが山ほどあるので。

コメント(2)

僕も小西康陽あまり好きでないです、、、
ちょっとすかしすぎというか、、、
最近たこさんというバンドが結構いいです!
http://www.the-takosan.com/

おーy君コメントありがとう。
The Tacosan なかなかよさそう。こんど聴いてみます。
ROBOAFRICAのジャケットもなかなか素敵よ。

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このブログ記事について

このページは、yamagraが2009年4月29日 23:03に書いたブログ記事です。

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