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自由が丘オリジナルCD発売。クリエーターによる地元商店街活性化。

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自由が丘オリジナルCD発売

以前所属していた会社の社長だったIさんと、近況報告兼仕事の話で自由が丘で飲む。先輩経営者としてのアドバイスやありがたいお言葉を頂戴しようと思いきや、「女性にモテるためには東京タワーの見えるマンションに引っ越すべし」というよく分からない議論で熱くなる。

その後微妙に飲み足りなかったので、一人で行きつけの飲み屋「Never Land」に移動。この店で飲むときは大概深夜1時を廻ってたりするのだが、マスターで元ミュージシャンの岸さんの人柄で、この日もその時間でもかなり席が埋まっていた。
初めてこのお店に来たときにちょうどRadioheadの『Creep』が流れていて、それで一発で気に入ったというのと、マスターの岸さんがお客一人一人の音楽の趣味を覚えていてくれているので、飲んでいるうちに気づいたら自分の好きなジャンルの曲が流れている、というとても素敵なお店なのである。近くにお立ち寄りの際は是非。

で、その日飲んでいるときに手渡されたのがマスターがプロデュースしたというこのCD。
目黒区と自由が丘観光プロジェクト実行委員会が共同で作った自由が丘イメージソングのCD。歌っているのは「となりのトトロ」などのジブリ作品の主題歌を歌っている井上あずみさんである。地元商店街活性化CDとしては豪華すぎるメンツだ。定価は1000円。安いぜ。このお店でも自由が丘商店街のCD屋でも購入可能。

事業仕分けとかが言われている中で、こういうプロジェクトにお金を出した目黒区は偉い。お金を出させたプロジェクト関係者が偉いというべきか。税金の使い道としてCDをつくるということに関しては恐らく色々な意見もあるとは思うが、我々モノを作る商売をしている人間にしてみたら夢のある話で、官公庁のデザインの仕事をしても、その金額の安さに閉口していた僕としても、久々に素敵な話を聞いた気がするのである。目黒区にとって自由が丘商店街は、中目黒商店街に並ぶ重要商店街らしいので、それなりの予算が投下されたという側面はあるのだとは思うが、公共機関がきちんとクリエーターの価値を評価しお金を投資するという構図は、本来あるべき姿なのだ。国はデザインにももっと投資すべし。

収録曲は「夢・自由が丘」と「ホイップるん音頭」。「ホイップるん音頭」の 「ホイップるん」って何やねんというと、自由が丘の公式キャラクターとして公募で選ばれたらしい。全然知らなかった。今年の女神祭りは「ホイップるん」と「ホイップるん音頭」を踊るべし。「夢・自由が丘」も名曲。サビの歌詞は「自由はあるのか、自由が丘」という、ますだおかだのネタに対するカウンターソングなのである。
街をねり歩くホイップるん。シュール。

自分としてもデザイナ−として何か協力できることがあれば協力したいと思う次第なのである。しかしこのお店って、自由が丘といっても目黒区じゃなくて世田谷区側にあるんすけど、いいんでしょうか、マスター。

コメント(2)

初コメです。
一人で飲みにいける行きつけのお店があるっていいですね。
わたしもそういうお店を見つけたいです。
「ホイップるん」って響きがユルくてかわいい。
気になってつい検索しちゃいましたよ・・・。見た目もかわいい♪

ゆるキャラは実物見ると結構不気味なもんです。
スイカの化け物トミちゃん然り。

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このブログ記事について

このページは、yamagraが2010年4月13日 19:24に書いたブログ記事です。

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