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デザイナーとしての処理速度の話

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デザイナーの作業は実際に手を動かすデザインワークだけだと思われがちですが、実はそれはデザインする作業の一つの工程でしかなくて、僕が思うにデザイナーの作業は大きく分けて以下の3つの工程があると思います。
  1. 頭で考える時間
  2. 実際に手を動かす時間
  3. クライアントや制作スタッフとコミュニケーションを取る時間
で、デザイナーが複数案件を抱えていて、一つ一つの作業の効率化を図ろうとした場合、細かい部分での効率化は色々あるとは思いますが、基本的に2と3の時間を短縮するのは難しい。というのも、より一層の作業の効率化を考えるデザイナーは、すでにある程度作業の効率化ができているデザイナーで、PCを使ってのデザインワークの時間短縮の追求は限界に達している。それこそadobeが脳内の微細な電流を感じ取って「赤くなれ!」「15px動け!」と念じたら、プレビューに即座に反映されるようなPhotoShop CS36 くらいのバージョンアップが必要になるのでは。

となると短縮できる時間は頭で考える時間ということになって、若い頃のトライ&エラーを繰り返しながら、煮詰まると「うーむ...」といって3〜4時間ぴたっと作業が止まってしまうなんてことは、もう許されなくなる訳です。脳内の処理速度を高める必要があって、ある問題に出くわしたら即座に複数の選択肢を挙げて、その中から最適解を選ぶという非常に困難な作業を成功させ続けて行かないといけないのですね。

どうすればそんなことができるようになるのだろうか。僕が思うに膨大な数のデザインワークをこなし経験を積み、日々勉強してデザインの引き出しを増やすしかない、と。まあ当たり前の話ですが。脳内の処理速度を高めるために、毎日数多くの案件を超スピードでこなしつつデザイン系のフィードを読みあさる、という筋トレのような毎日を送る必要が出てくるのですが、そうすると、この生活を改善するためにデザインワークの効率化を図らねば! と考えたりして、無限ループに陥るというトラップ。あれ? 何の話でしたっけ?

コメント(2)

膨大な数のデザインワークをこなす為に膨大な数の営業アタックをがんばります!! とりあえず営業ツールを、、、

コメント早いね。
お互い営業頑張りましょう。

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このブログ記事について

このページは、yamagraが2009年5月28日 19:45に書いたブログ記事です。

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